チュートリアル - その他の機能について

オートキャッシュ 

オートキャッシュ機能を有効にしておくと、ページにマーカーを引いた時点でそのページのキャッシュが保存されます。
オートキャッシュ機能により、マーカーを引いたページが無くなってしまった場合でも、ページとマーカー情報が失われる事を防ぐことができます。

キャッシュの参照方法

オブジェクトの右クリックコンテキストメニューを利用する方法

1. キャッシュを参照したいオブジェクトを右クリックします。

2. コンテキストメニューから「キャッシュ」を選択し、「開く」または「新しいタブで開く」を選択します。


キャッシュビューを利用する方法

1. サイドバーの ボタンをクリックします。

2. キャッシュビューが表示され、キャッシュが作成されたページの一覧が表示されます。

3. 一覧の中から、キャッシュを参照したいページを右クリックします。

4. コンテキストメニューの中に、ページのキャッシュが作成された日時の一覧が表示されるので、参照したい日時のキャッシュを選択します。

5. ページ内のマーカーを引いた場所を参照する際には、一覧に表示されているマーカーのタイトルを選択します。キャッシュされたページをそのまま参照する場合には「開く」または「新しいタブで開く」を選択します。



詳細設定

設定画面のオートキャッシュ機能の項目で、オートキャッシュ機能の有効・無効、キャッシュの保存場所などの詳細設定を行なえます。


注意事項

マーカーを引いたページのサイズが大きい場合には、キャッシュの保存処理に時間が掛かるため、マーカーを引いてからしばらくの間 Firefox の動作が遅くなる事があります。


全てのキャッシュファイルを削除するには

1. オートキャッシュ機能の有効にします。

2. サイドバーの ボタンをクリックし、キャッシュビューを表示します。

3. キャッシュビューにおいて、「Ctrlキー + A」により全てのキャッシュを選択します。

4. 右クリックメニューの「このキャッシュを全て削除」を選択し、「はい」をクリックします。


URL置換 

マーカーを引いたウェブページのURLが変わってしまったり、コンピューター内のファイルを読み込んでファイルにマーカーを引いた後に、そのファイルの保存場所やファイル名が変わってしまうと、マーカーを引いた場所を正しく参照できなくなってしまいます。その際に、マーカーオブジェクトが参照するURLやファイルの保存場所を置き換えて正しく修正することで、マーカーを引いた場所を正常に参照できるようにします。

URL置換の方法

1. URLやファイルの保存場所の置換を行ないたいマーカーオブジェクトが存在するフォルダを右クリックします。

2. 右クリックしたフォルダに子フォルダが存在し、子フォルダにあるマーカーオブジェクトも置換対象とする場合には、「はい」を選択します。


3. 検索する文字列、置換後の文字列を設定します。
検索する文字列は、ダイアログを操作して一覧の中から選択するか、直接入力して設定します。
置換後の文字列も、ダイアログを操作して自動で設定するか、直接入力して設定します。
ダイアログの操作については下記を参照してください。
検索する文字列、置換後の文字列を設定が完了したら「置換」ボタンをクリックします。


4. 置換の処理を続けて良ければ「はい」を選択します。


5. 「OK」ボタンを押すと、置換が実行されます。


ダイアログの操作

項目 説明
置換対象 ディレクトリ 「検索」のプルダウンボタンをクリックして表示される一覧を、以下のように設定します。マーカーが引かれたウェブページのディレクトリと、マーカーが引かれたファイルのディレクトリを、一覧として表示します。
ファイル 「検索」のプルダウンボタンをクリックして表示される一覧を、以下のように設定します。マーカーが引かれたウェブページのディレクトリとファイル名までと、マーカーが引かれたファイルのディレクトリとファイル名までを、一覧として表示します。
検索 検索する文字列を入力します。プルダウンボタンをクリックして表示される一覧の中から、検索する文字列を選択する事も出来ます。表示される一覧は「置換対象」の選択状態に応じて切り替わります。
置換 置換後の文字列を入力します。「URL取得」をクリックすることで、置換後の文字列を自動で設定することもできます。
URL取得 表示中のURLを取得 現在表示しているページのURLを置換後の文字列として設定します。
フォルダのURLを取得 フォルダを参照するダイアログが表示されるので、ダイアログを使用してフォルダを指定し、そのフォルダのディレクトリを置換後の文字列として設定します。